業務用化粧品とは?市販品・サロン専売品との違いと、メーカーの選び方

    市販品・サロン専売品・業務用化粧品の違いを示した図解。主役はプロの技術、業務用化粧品はその名脇役

    # 業務用化粧品とは?市販品・サロン専売品との違いと、メーカーの選び方

    業務用化粧品を選ぶとき、容量や価格だけで比べていませんか。業務用化粧品は、サロンで施術を行うプロのための化粧品です。市販品やサロン専売品との違い、種類、メーカー選びのポイントを、業務用化粧品メーカーの立場から紹介します。

    目次

    業務用化粧品とは?

    業務用化粧品とは、サロンの施術で使うために作られたプロ向けの化粧品です。主役はあくまでプロの技術。業務用化粧品は、その技術を最大限に活かしてくれる「名脇役」です。

    施術では、肌の状態や目的に合わせて化粧品を選び、手技や使用量、組み合わせを調整します。

    市販品・サロン専売品とはどう違う?

    大きな違いは、どこで買えるか、誰が使うか、どんな場面で使うかです。

    種類どこで買えるか誰が使うか使う場面
    市販品ドラッグストア・百貨店・一般の化粧品店など一般の方自宅でのホームケア
    サロン専売品サロンサロンのお客様自宅でのホームケア
    業務用化粧品サロン向けの取引を通じてエステティシャンなどのプロサロンでの施術

    サロン専売品は、一般には市販されず、サロンでお客様に販売するホームケア化粧品です。ホームケア品をお客様に提案する方法は、店販が売れない理由とは?も参考になります。

    業務用は成分が濃い・効果が強いって本当?

    そういう面はあります。業務用化粧品は、化粧品として認められた範囲の中で、目的に絞って作られているものが多いからです。ただし本当の差は、成分よりも、プロが使い方を熟知して使いこなすことで結果が変わる点にあります。

    成分が濃いものでも、肌に合わない方に使えば逆効果になる場合があります。だからこそ業務用化粧品は、使いこなせるプロが使うことを前提に作られています。

    業務用ならではの特徴は?

    業務用化粧品は、施術で担う目的がシンプルで、その目的に沿って作られているものが多いです。

    業務用ならではの特徴 目的がシンプル・処方がシンプルなことも・使用感が振り切れていることもを示した図解

    すべての役割を一つでこなすオールラウンダーとは限りません。処方がシンプルな製品もあります。また、使用感が極端に振り切れていることもあります。すごくさっぱりする、すごくしっとりする、洗浄力が高い、といった具合です。

    業務用化粧品にはどんな種類がある?

    施術の段階に応じて、洗浄・活性・導入・鎮静など、それぞれの目的に使う化粧品があります。

    • 洗浄:クレンジング、酵素洗顔、ゴマージュ
    • 活性:マッサージ剤
    • 導入:導入用美容液、レチノール、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、プラセンタ など
    • 鎮静:パック、化粧水

    なかでも業務用化粧品が特に活躍するのが、導入の段階です。導入にはODTやイオン導入などの方法があり、業務用の導入化粧品は、それぞれの導入の方法に合わせて作られています。施術の方法とセットで使うことを前提にしているのは、業務用ならではです。

    セスでは、導入の例としてレチノールトリートメントや、O.D.T.パラフィンパック栄養導入をご紹介しています。

    実際の組み立ては、肌の状態や施術内容に合わせて検討します。各段階の流れはフェイシャルエステの手順で紹介しています。

    セスコーポレーション株式会社は自社製品のほか、カスマラなど他社の業務用品も取り扱っています。施術に使う製品は業務用コスメの一覧を見るから確認できます。製品の一例として、カスマラパックもあります。

    一般の人は業務用化粧品を買える?

    買えません。プロが使いこなすことを前提に作られているからです。

    業務用化粧品メーカーはどう選ぶ?

    メーカーを選ぶときは、使いこなすための支えがあるかを確認しましょう。ポイントは次の3つです。

    1. 技術の指導を受けられるか
    2. 製品ごとの使い方を確認できるマニュアルがあるか
    3. 製品を活かしたメニューの提案があるか
    業務用化粧品メーカーの選び方 技術の指導・使い方のマニュアル・メニューの提案の3つのチェック項目

    これらがそろっていると、導入後に使い方を確認したり、施術への取り入れ方を考えたりするときに相談しやすくなります。まず製品を試してから検討したい方は、業務用化粧品のサンプルについて相談できます。

    メーカーから直接買うのと、問屋(ディーラー)から買うのは何が違う?

    金額は変わらないことが多く、違いは得られる情報の量です。

    メーカーから直接買うと 金額は変わらないことが多く、違いは得られる情報の量であることを示した図解

    メーカーから直接購入すると、メーカー専属のインストラクターに相談したり、技術を教わったりできます。セスでは、講習(CESS Professional Academy)の講師がインストラクターを務めています。また、メーカーには、その製品を使っているほかのサロン様の声も集まりやすくなります。

    なぜメーカーがメニューまで提案するの?

    化粧品をどう使いこなすかまで、メーカーが一緒に考えるためです。

    化粧品には、使い道の自由があります。効果効能が穏やかな分、薬のように使い方が細かく決められていないため、どの工程で、どう組み合わせて使うかを、施術者が肌の状態や目的に合わせて決められます。同じ化粧品でも、使い手しだいでさまざまなメニューに生かせるのです。

    ただ、忙しいサロンワークの中で、製品を使いこなし、新しいメニューを考える時間を確保するのは簡単ではありません。だからこそ、メーカーがメニューの提案まで行うことが、サロンの皆さんにとって大きな助けになると、セスは信じています。

    セスコーポレーション株式会社については会社案内をご覧ください。講習については技術講習(CESS Professional Academy)で案内しています。

    業務用化粧品の仕入れはどう始める?

    まずはサロンで行う施術や必要な製品を整理し、メーカーや取引先に相談しましょう。仕入れの流れや必要なものは、個人サロンが業務用化粧品を仕入れるには?で詳しく紹介しています。

    よくある質問

    開業前でも業務用化粧品は買えますか?

    開業準備中の方も、必要な製品や施術内容について相談できます。仕入れについては個人サロンが業務用化粧品を仕入れるには?をご覧ください。

    業務用化粧品を家で使ってもいいですか?

    業務用化粧品は施術とプロの知識を前提にしているため、ご自宅での使用はおすすめしていません。ホームケアには、サロンで販売されるサロン専売品があります。

    どのメーカーの商品が自分のサロンに合うか分かりません

    1社に決めず、サンプルで使用感を試してから選ぶ方法があります。業務用化粧品のサンプルについてもご相談ください。

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    この記事を書いた人

    セスコーポレーションで企画・ECを担当しています。
    プロ用化粧品やエステ技術に長く携わり、サロン様が使いやすい情報づくりを日々追求中。
    「知りたいことがすぐ分かる」読みやすい記事をお届けします。

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