化粧品登録の天然へナトリートメント
ヘナ(HENNA)はインドを中心に中東や西アフリカなどの熱帯地域に栽培されるミソハギ科の低木です。インドでは5000年ほど前からずっと「癒しの植物」として親しまれてきました。
毎日のさまざまなストレスや、かたよった食生活、また、カラーリングやパーマの繰り返しなどで、現代人の髪や頭皮は荒れています。ヘナでケアすることで、自然で輝きのある髪を取り戻しましょう。
ヘナのトリートメント効果
- 傷んだ髪を内側からケアする
ブリーチやカラー剤、パーマ液などの薬品によって傷んだ毛髪に、ヘナを試してみてください。タンパク質不足でコシやツヤがなくなった髪の内部にヘナが入りこんで吸着することで、自然な形で髪の丈夫さやしなやかさを取り戻すことができます。
- UVケアにも有効
髪を傷める要因として忘れてはいけないのが紫外線です。初夏の太陽光などの強い紫外線は髪や皮膚などさまざまな悪影響を及ぼします。ヘナは、髪の表面をしっかりとコーティングするので、紫外線の影響を軽減できます。
- 増毛効果なども
ヘナは傷んだ頭皮を癒す効果も期待できます。ヘナ染めの際に、溶いたヘナを頭皮にべったりと塗ることは、ちょうど頭皮に泥パックするのと同じです。ヘナを洗い流すときに毛根についた汚れも落とせるわけです。毛根の汚れをとることで薄毛対策になります。
- クセ毛やネコ毛の改善
ヘナが髪の表面をコーティングすることで保湿力が高まります。そのことから、すぐに毛先がはねてしまうようなクセ毛でも、ヘナが入ることによって、髪の広がりがおさえられセットしやすくなります。
逆に、髪がぺちゃんこになってしまうネコ毛では、ヘナが髪のコシを強くするはたらきをするので、髪に適度なボリュームがでてきて、セットも長持ちします。
商品のご案内
天然100%ヘナ&ハーブ、安心の化粧品登録商品が、お好みに合わせて9種類から選べます。また、天然100%ではないですが色の希望が叶うHC染料入りのタイプ2種類もございます。いずれもジアミンは入っていません。
サロンユースの100gのほか、販売用の手袋つきのホームケア商品、また大容量サイズ載るものもございます。(写真の色は白髪100%に使った場合のものです)
(写真の色は白髪100%に使った場合のものです。黒髪やカラー毛に使用した場合はもっと濃い色になります。)
ベーシックヘナ
天然100%ヘナ&ハーブ。ハリ、コシ、ツヤなどのケアトリートメント効果があります。ヘナ葉自体がもつ色素がオレンジ色です。出始めの白髪の方にもおすすめです。
- ナチュラル
ヘンナ100%。黒髪・カラー毛・白髪20%以下の方。 白髪ぼかしに。白髪がオレンジ系に染まりメッシュしたように仕上がります。 頭皮、髪のケア・ハリ・コシが一番期待できます。 - ディープレッド
白髪ぼかしに。白髪が深いオレンジ系になり、ナチュラルよりも白髪が目立ちません。 白髪がメッシュをしたような動きになり、生え始めも目立ちません。 - チックイエロー
白髪が黄色に染まります。 カラー毛や白髪を明るいイエローブラウンにしている方の色むら消しに。 - プラチナブルー
オレンジや赤色のヘナ使用後、オレンジの派手さをブラウンに落ち着かせたい方。 二度染めでさらに深みのある色にしたい方。 カラーで明るくなってきた髪をトーンダウンさせたい方。 - ウォーターカラー
頭皮ケア、髪ケアのみしたい方に。また、髪色をか変えたくない方に。色がつかないヘナです。(白髪100%の方は薄っすらベージュになります)
ダーク系ヘナ
天然100%ヘナ&ハーブを白髪をブラウン系にするために色を調整したヘナです。単色1度塗りで白髪をブラウン系にします。染め上がりは緑色になり、徐々に落ち着いたブラウン系になります。
- ティーブラウン
白髪30%以上でライトブラウンに仕上げたい方用。 黄色系の明るいブラウンに仕上がります。 - ブロンズグレー
白髪が30%以上で白髪を自然にぼかしたい。 白髪をグレー系(アッシュブラウン)に仕上げたい方。 重ねて使用しても不自然に真っ黒に仕上がりません。 男性に人気。 - ラテブラウン
白髪30%以上で自然なブラウンに仕上げたい方。 ティーブラウンより少し暗くしたい方。 自然なブラウンにしたい方。 - コーヒーブラウン
白髪が40%以上で天然ヘナで白髪を一番暗く仕上げたい方。 重ねて使用しても不自然な真っ黒にはなりません。 ラテブラウンより暗く仕上げたい方
HC染料入りヘナ
頭皮に安心な化粧品用料HC染料を配合したヘナです。 (HC染料は2週間ほどで退色します。)
- ピンクベリー
白髪を赤ワイン系に仕上げたい方。 ディープレッドより深みのあるローズ系にしたい方。 - ゴールドブラウン
白髪が50%以上の方で、濃いブラウン系に仕上げたい方。 既に染めてある部分は真っ黒になります。
ヘナの使い方
プロ(美容師)向けヘナ染めの使い方です。講習会もありますので、お気軽にご連絡下さい。
準備
- パッチテスト
- はじめてのお客様に使うときは、あらかじめパッチテストをします。しっしんがでてきた場合や、赤くはれたりした場合、、かゆみなどの症状があらわれた場合は、ヘナの使用を控えてください。
- 付着防止
- 布にヘナが付着すると色が残ります。首などに巻くタオルなども色がついてもいいものを選びましょう。皮膚に色がつくのを防ぐために、さきに顔のまわりや耳のうしろ、うなじなどに油性のクリームを塗っておきます。頭皮はもともと油分が多くヘナで染まる心配はありません。
- ヘナを溶く
- 40℃くらいの人肌のお湯で溶き、ヘナをクリーム状にします。ケチャップくらいの固さが目安。
ヘナの量と水の量の目安
粉の量に対して4倍前後。水の量は髪の状態によって多少増減させたほうがいい場合があります。白髪が多い場合は固め、いたんだ髪ではゆるめにします。
行程
- 1.シャンプー
- 2.ブロッキング
- 頭部を4つのブロック分ける
- 3.塗布
- 髪の束をとり、根元から表裏にヘナを塗る。4つに分けたブロックのひとつ(上前)で1cmくらいの厚さで髪を取りコーミングしたあと、根元部分から表側と裏側にハケを使ってたっぷりとヘナを塗ります。
- 4.ラップ
- 塗り終えた部分を頭頂部に巻き上げ、すべて塗り終えたら全体をラッピングします。たれてくるのを防ぐためにフェースラインにタオルなどでしっかりと囲っておさえます。すきまにはティッシュなどをつめましょう。
- 5.放置(加温)
- 美容室などでは、スチーマやジュピターなどを使用し20分間ほど加熱放置します。(ご自宅でお使いになる場合は自然放置でOKです)自然放置の場合は1時間~3時間ほど放置するときれいに色が入ります。
- 6.シャンプー・リンス
- シャンプーを2回したあと、酸性リンスをして5分間放置します。酸性リンス(当社商品ではビネガーリンス)を使うことでヘナの色落ちを防げます。その後、通常のトリートメントやリンスを行います。
- 7.ブロー
- 仕上げます。
へナトリートメントよくあるご質問
- かなりのダメージヘアですが、どのくらいの頻度がお勧めですか?
- ヘナは回数を重ねるほど髪を健康にしてくれます。健康な髪であれば1月に1回のヘナで十分ですが、いたんだ髪ではその倍の1月に2回のペースでヘナを使ってみてください。髪の内部に入り込んだヘナが、しだいに表面のすき間を埋めてくれるので、3回目ぐらいからはコシやしなやかさ、ツヤが戻ってきたのが実感できるはずです。その状態になれば1月に1回のペースで十分です。
- ヘアカラーではかぶれるのですが、ヘナは大丈夫ですか?
- ヘナは、化学染料が合わない人や、天然のものに価値を認められる人におすすめです。染めたときの色も、自然で深みや味わいのある色になります。
ただし、まれにアレルギーをもつ人もいるので、使用する前にはパッチテストを行ってください。 - 黒髪を明るく染めることはできますか?
- ヘナには髪を脱色する効果はないので、黒髪のままでヘナで染めても黒い色にヘナの色が薄く乗るだけなので、「色を変える」ことはできません。ヘアマニキュア程度に色づく程度です。
- ヘナのあとカラーチェンジは可能ですか?
- いったんヘナで染めると退色しにくいので、別の色にカラーチェンジするのは基本的に無理だとお考えください。
- 色見本どおりの色が出ますか?
- ヘナおよびハーブは天然成分なので、「すぐに狙ったとおりの色になる」ということは期待できません。髪質やヘナを使う方法などによって色の出方は変わってきます。「だいたいこんなふうな色にしたい」という感じで楽しめる人に向いています。
- ヘナをすると髪がゴワゴワするのですが?
- 髪がきしむのはダメージ毛や年配毛でスカスカになった隙間にヘナが入り、急激な□□や凸凹の摩擦から ゴワツキが発生したためです。ヘナのために開発された「黒チェンジリンス」をご使用ください。バージン毛本来の手ざわりに変わります。
ヘナトリートメント講習会について
オンライン無料講習会を開催予定です。詳細はお問い合わせください。
★2020年開講予定
1/19(火)、 3/15(月)、 5/18(火)、 7/12(月)、 9/21(火)、 11/15(月)
時間はいずれも 13:00~14:00
サロン様へのご提案
ヘナの放置タイムを有効活用、お客さまにもサロンにもメリットの多い「塗布のみ」メニューを取り入れませんか?
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